かみ合わせの治療

かみ合わせは全身の健康にも影響する場合がります

かみ合わせが良くないことが原因で、顎に痛み、顔の歪み、肩や首の凝り、めまい、耳鳴りなど、様々な症状を引き起こしてしまうことがあります。

かみ合わせが悪くなる原因

かみ合わせが悪くなる原因には、遺伝によるものや、習慣によるもの、指しゃぶりなどの癖によるもの、顎や顎顔面領域の骨の発育障害によるものなどがありますが、大人になてからでは、歯の移動や、被せ物の高さが合っていない、歯ぎしりでの歯のすり減り(咬耗)などがあります。

歯を失った部分への歯の移動

歯が抜けた状態のまま放置してしまうと、歯が正常な位置から少しづつ移動してしまい、歯並びやかみ合わせが悪くなります。このようなことを予防するために、「ブリッジ治療」や「入れ歯治療」など、失った歯の部分を補うための治療を受けておきましょう。

被せ物の高さが合っていない

被せ物の高さが合っていない場合、かみ合わせは変わってしまいます。被せ物の高さに合わせようとして、あごの位置自体にズレが生じてしまいます。このようなことを予防するためにも、歯科医院でかみ合わせをチェックしてもらい、被せ物の高さの調整をしておきましょう。

歯ぎしりがある場合

歯ぎしりのある方は、歯ぎしりによって、歯が摩耗してしまう(咬耗)ことがあります。歯がすり減ってしまうと、かみ合わせが変わってしまいます。また、あごの位置がずれてしまったり、あごの関節に過度な負担がかかることで、「顎関節症」を引き起こしてしまう場合もあります。このようなことを予防するためにも、マウスピースなどを使用した治療を受けておきましょう。

このように、かみ合わせを治すと同時に、これ以上かみ合わせが悪くなることを予防するための治療を受けておくことが可能ですので、まずは歯科医院を受診しましょう。